株式会社東海試験機製作所

レール摩耗損傷評価試験機

本試験機は2箇所の試験片取り付けにより金属の摩耗を評価する試験機です。上部試験片に角度(アタック角)を設けることで、実体試験(シュミレーション試験)を小さな試験片で行えるものです、鋼鉄製ベース上に試験片セット用回転軸を有する負荷機構とロードセルにて荷重負荷装置と油・水の滴下/回収装置を配備し、シュミレーション試験も行えます。試料を回転しつつ、角度(アタック角)を与え、荷重を負荷させる構造です。
駆動装置は左右にサーボモーターを使用し、負荷部には、ロードセル、昇降部にはサーボモーターを用いて試験片交換を容易としました。また、エンコーダーにより角度表示・デジタル回転計を配備し、安全機構として振動センサー検出機構・過負荷機構にて自動停止または非常停止ボタンを配備することで、安全面も考慮しました。回転においてはサーボモーターを使用する事で、安定した回転数にて評価することが可能です。

機械名 金属摩耗試験機
型式 TTM-MD
製造者  
製造年月 2010/4
容量 250〜2500N(ロードセル使用)
用途 自動車、鉄道車両、航空機、プラント他の構成部材の耐久性、摩耗度、特性を試験する装置
適用規格